DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第09話

予告では寄り道と見せかけて、ラスト前の転換回で、前期の主人公とラスボスが復活して今期の主人公の裏設定に触れられたお話。

OP前、「シリアスに盛り上がってきたところにギャグキャラの需要は無い」と自虐ネタを披露しつつ探偵事務所の面々登場。程々に賑やかしつつも、本筋外して丸々登板されるまでには至らなかったのは流石1クールといった感じ。猫の前世の因縁込めたメンチが笑えた。密かに懸念していた生存もできた様でひと安心。

アンバーは新録で川上とも子復活な模様。ってかOVAの予告でアンバーっぽい人いたけど関係ないのかね。
そして黒も美咲遭遇に備えてか髭剃り髪切り、コートとナイフを再装備して一期の状態へとさらに近づく。あとは力の復活展開が控えていると思うのだが、順当にゲートに接近によってか、蘇芳が絡むのか。しかし玄馬の「能力を失ったBK201は今やただのネクラなジゴロ」力説に吹いた。その状態でも契約者退ける戦闘力があるのだが、目立つのはやはりたらしスキルなのは同意。
あと、気になるのは能力を失った状態でコートは防弾性能を発揮できるのかという点。黒の着用時のみ発揮するという防弾機能は、どこにも明言無かったが、BK201の電子操作能力によるものだと思っていたので、来週あたりその予想の正否が判明しそうで期待している。

そしてED前で「母親に再会する蘇芳だが、抱きしめる母が呼びかけるのは弟の名前」という引きは強烈だった。逆にED後のパートは引きのインパクトという面ではやや蛇足かなと感じた。ただ、情報を深めて伏線としてはより強調し、パヴリ父の遺体の件とあわせて、紫苑と蘇芳の謎を提示する意図があるのだろうから、止むを得ないのだろうとも思った。