機動戦士ガンダムSEED DESTINY 16

とりあえず強奪3人組のうち2人は中の人待望の発進シーンをやっと与えられて良かったね。
今回はずっと戦闘してたからか良い感じだった。休み明けて製作も良い仕事してたしね。
ステラ以外の二人も強化の副作用としてか情緒不安定はデフォルトみたい。オクレの切羽つまり感が何か気になった。コーディネイター相手にガン=カタできるような稀有な連中なんだから、対ミネルバにおいて遅れをとっていたとしても軍内部での存在意義が脅かされたりはしない気がするのだが、そうでもない模様。「生まれる前から遺伝子弄ってる有能な奴ら」の排斥感情があれば、「生まれた後で何か弄ってる有能な奴ら」に良い感情がないのもあり得るか。
ネオはパイロットスーツをこのままずっと着ないのかね。サイズ的にクルーゼのようにはいかないということか。
このシチュエーションで水中からの伏兵アビスを想定してないのは致命的なポカなわけだが、艦長はそのためにザク2機残してたんだよね。
シンは種割れずとも一般兵と機体程度は難なく屠りまくりで存在証明してたけどしっかり主人公アスランには釘を刺される。っていうかイマイチ何について叱られてたのかがわからない。無軌道に殺す壊すより捕虜取ったり接収すべきだった事なのか、命令無視して独断専行した事なのかとか特定できん。独断専行については曲りなりとでも上官なら咎めるのは当然かもしれんが、説得力は感じない。「戦争は」とか言ってたがアスランに戦争について語れるほど理解があるとは思えん。命令無視やヒーローごっこは自身も前作でやってたような気がするし、フェイスなんての立場はまさしくヒーローごっこだし、フェイスだからシンと同じことを仮にやっても制度としては何ら問題がないわけだし。「俺はやってたし今やることもできるけどお前はダメだ」と言われても納得しにくいと思う。シンのセルフコントロールスキルの未熟さとアスランの優位性の描写の一環なのはわかるけどさ。