あやかしびと レビュー トーニャルート

クリアした順番に触れていこうかなと。ネタバレ抑えたつもりの総評はこっち。以下ネタバレ注意

事前にツンデレ担当と聞いていたので悩んだ末に着手。まあ、ツンデレか否かは置いておいて、すず、伊緒との絡みもあって日常描写も楽しめた。特に愁厳との釣りは屈指の萌え所だろう。

一躍輝いたウラジミールも狩人も伏線がしっかりあって、「来るか?来るか?」という所で裏切らず出てきてくれたのでカタルシスの爆発感が大きかった。背景のにぎやかし以上の役を狩人にまで与えられているのをみて、この作品の脇キャラへのリソースの高さが伺えた。

狩人、ウラジミールの魅せ場は文句ないが、4ルートの戦闘面での序列をつければ刀子とこのトーニャが俺の中では下になる。最終戦に投入されてる戦力が全ルート最弱だし、ドミニオン、虎、鴉がほぼ出番なしでは相対的には劣ってしまう。一息ついた所でのドミニオン登場はもうヒトヤマを期待したのだが、残っていたのは消化試合で、そこで一応九鬼に勝ってしまうのは蛇足感があった。生存者が一番多く、エピローグとしては幸せで悪くないとは思うのだが、散ってこそ輝く連中が多いので仕方がない。