交響詩篇エウレカセブン 13

ドミニク紹介話。格闘はそれなりに出来るようだが迂闊でレントンに遅れをとりすぎ、何より地図が読めない軍人は致命的だと思います。情報部のカリキュラムではおそらく優秀な反面、知識に偏りがあるといった感じなんだろうが、軍人のカリキュラムに地図の見方がないのは信じ難い。お互いやっかいな女に惚れたドミニクとレントンの交流はいい感じだった。ドミニクと組むとレントンがツッコミに回るらしい。これで後々の対決に厚みが出るんだろうね。
第一クール最後にて、ついにニルバーシュを単独で動かせたレントン。ドミニクも驚いていたが、レントンについてどれだけの情報を持った上での反応なのか。名乗っていないのにレントンの名を呼んだのはレイアウトからのゲッコーステイト情報があったためのようだが、ファミリーネームのサーストンはレイアウトには載ってなかったのかね。サーストン家の長男という出自は相当特別だと思うのだが、そうでもないのか、ただ知らないだけか。アゲハを連想させる蝶にも無反応だったし、少尉だしそれ程情報を持ってないんだろうとは思うが。あと、ゲッコーステイトコーラリアンという名称を知っている事に驚いたのは疑問だった。
行き詰ってる社会描写の一環か、大衆の支持を得ていない軍や、「絶望病」なるものがあった。そのうち詳しくわかるんだろう。
毎度重要っぽい情報を落とすラストの引きはゾーンでの夢に姉の登場を知ってこぼれるホランドの笑みと、エウレカについて何か感づいたらしいレントンだった。