ひぐらしのなく頃に 暇潰し編終了

前三作もこのノリで行ってくれたら俺も楽しめたんだろうけど。
自分が有能だと思っている、実際に資質は高いが経験、実力不足の青二才という主人公の類似点がダルイがこっちの視点の方が落ち着く。ミスリードを誘う狙いもあってのことだろうけど一人称型のミステリ−で語り手が直情型というか自律能力不足だと鬱陶しい。
結局この作品で今一番感じているのが「鬱陶しいよ前原圭一」なので、後ろ向きな評価が勝ってしまう。

メインの5、6人が二重人格的というか精神分裂的(二重人格、精神分裂の定義を明確に把握してるわけではないが)なのはいかがなものかと思った。一連の豹変はこれを発症したというだけで説明つくし。それだけ所属メンバーに無理を強いる共同体が舞台ということかね。