機動戦士ガンダムSEED DESTINY 31

アークエンジェル勢の描写は何やってもウザイな。オーブのダメな子たちの座談会はイタ面白い。「政治向きのことはわからない」とか言ってたが、実際そのとおりな感じの奴らに「セイランはバカだ」とか言われるのは可哀想だと思った。
魔乳とキラの会話も相変わらず何だかなあといった感じ。「何でこんなことになっちゃったんだろう」に魔乳は何て返すのかと思ったら「守りたいと思ってるのは悪くないからとりあえずガンバレ」。何かを守るために、何かを切り捨てることもあるわけで、優先順位は重要。ましてや、力を与えられてる人間は優先順位の適正を保つのも義務なんだと思うのだが。例えとして適切か微妙だが消防士なんかは自分の身内は後回しにしなくちゃいけないと聞くし。一般の命令系統にある軍人なら「世界のこととかはよくわかんないけど」で撃つのは許されるというか、むしろ正しいが、こいつら誰かに命令されてんじゃないしな。
一方、バカとハサミは使いようということで、おバカながら駒としては優秀なシンを議長は使い潰す気の模様。しかし、スタッフからの愛情の感じられないキャラだな。ウワサのダースベイダー狙いなのかね。このままラスボスになったところでカタルシスはないと思うが。
ちゃんと銃殺規定があった事には素直に関心したが、殺されないにしてもお咎め0で即効釈放は意外だった。
即効といえば、いきなり載せられてるステラも意外。まあ、引っ張ったところでグダグダになるっぽいのでいいのかな。オクレ兄さんの記憶を戻してないのはやや同情した。「効率」というのはオクレの方はまだ生かしておきたいという意味なんだろう。しかし、悪の親玉のジブリールさんはネオにやたら寛大だな。失敗した部下を罰するシーンがいまだにないし。ナチュラルの元英雄は特にお気に入りという事かね。
来週もまた盛大に死ぬっぽいが、ここらでフリーダムも存分に凹ましてやってほしい。