機動戦士ガンダムSEED DESTINY 37

先週の予想は大ハズレ。シンは弾ける一方でアスランは煮え切らないままでグフ大破。出し惜しみしまくってる種弾けを披露するならタンデムしてる今回だと思ったのだがまだまだやられっぱなままでした。死ぬわけ無いアスランに対して割と心配だったメイリンも、キサカに拾われて生存したっぽかったのは一安心。
とりあえず舌戦をしかけてみるも議長の胡散臭さを的確に表現することは彼の語彙では無理らしい。つくづく政治力がない。「世界の全てを殺す。俺はそれを…」で詰まっちゃダメでしょ。議長の手足として詭弁うったりシンを調教したりと大活躍のレイには「既に少し錯乱している」と一蹴されるし。あながち間違っていないのがなお惨め。こう何度も搭乗機が大破して生きてるのは凄いが。ってかザクもそうだとみなすと劇中で乗った機体全部ぶっ壊してんのな。
3DNRかけすぎたみたいな残像演出はまあ良かった。ビームシールドとか掌の武装も面白そう。それでもガンダム系新型機の初戦としては地味めな気がするが機体の立場を考えるとこんなもんかね。最後には主人公のキラかアスランに墜とされるんだろうし。
とりあえずシンの印象が今までのムカつく痛々しい子から、利用されて踊らされる頭の弱いカワイソウな子よりに向上した。あんまり変わらんが、立場上やらなければいけない事を放棄して自分の感情に任せて暴走して省みなかった今までよりは、上役にやれといわれたやりたくない事を幼稚な正当化をしつつも遂行する姿勢はマシかと思った。
教主ラクス様の「次はオーブ」の予言は実際にそうなるんだろうけど、ちゃんと根拠とか証拠を用意してしゃべらせてんのかね。それが示されてない以上は妄想に過ぎんと思うのだが。