コードギアス 反逆のルルーシュ 9

rossolupo2006-12-09

谷口作品恒例のOPマイナーチェンジ一発目。情報量増加。とりあえず咲世子が面白かった。各陣営のキャラクター一覧カットで学園組、ブリタニア組に続いて黒の騎士団を中心とした陣営が登場。この反ブリタニア組の中では、OPに登場してたサクヤと新キャラの女性科学者っぽいのと何故かこっち側にいるディートハルトと咲世子の4人が今後の展開的に注目っぽい。特に咲世子切り替わりで着替えたカレンと立ち位置はそのままに格好は一緒だが表情が険しくなっているのが面白い。ヤル気満々fuckin'ブリタニアですか。

紅蓮弐式は登場したがブライはなし。後半の象徴的な女性の手と浮かぶギアスのマークっぽいのをバックに宙に浮くシルエットからサザーランド登場の流れはかなり意味深だった。
で、本編。群像劇ももちろんだが、次回カレンが紅蓮弐式のパイロット就任に先駆けてスポットが当たる話な模様。
生徒会3人娘を救った事を思い返しての反応は予想通りの変化だった。今後ますます生徒会との交流の中で反ブリタニア感情が変わっていくのだろうし。
そしてハーフとはいえ名門貴族の娘が今までレジスタンスに身を置いていた理由と、これから置いていく理由の提示。兄貴の死亡は予想通りだったが、両親共に存命は意外だった。てっきりブリタニア進軍の際に紅月母が死亡して、その恨みでナオトがレジスタンスを立ち上げたような展開を想像していた。
今回のエピソードで、強くはなくとも自分を想ってくれていた母を受け入れて、身近な戦う理由を手に入れたカレンの変化が次回以降どう描かれるのか期待だ。
てかEDの100点取って撫でられて照れてるカレンのカットの学生服二人組ってナオトと扇なのな。今回の紅月親子3人の写真見て初めて気づいたよ。
そして群像劇部分ではミレイ・アッシュフォードが目立った感じ。モラトリアム発言はそのバックボーンを垣間見れそう。今回のカレンに対しての台詞意外にも達観的な発言が以前からあるし、注力していたマリアンヌとルルーシュが後継者争いから脱落して家が傾いてるらしくて政略結婚迫られてるらしいし、でなかなか伏線の多そうなキャラだ。おそらくルルーシュが皇子なのは知っているだろうから、カレンの秘密とあわせて相当な情報を握ってるわけだし。「秘密は集めるが話す趣味はない」ってのも情報は濫用せず政治的に利用するという解釈もできるかと思った。
前回お休みしたオレンジパート。「オレンジ」に大分ナイーブなジェレミアは笑えた。チームオレンジがアッシュフォード学園にたどりつけば当然ミレイも絡むだろうし展開に注目だ。
ルルーシュ対カレンの会話。世間を斜めに見てプライドを偽っていた状態を「死んでいた」と以前評していたわけで、当然本心ではないわけだが、これをカレンに語る意味は何なのか。触発して手駒のモチベーションを上げるためとかゼロの正体のカモフラージュとかだろうか。あるいは韓国併合話題が好きらしいプロデューサーの意向かね。
いよいよ次回は紅蓮弐式起動。サザーランドの1.6倍らしい運動性能でブリタニアの連中を蹂躙して頂きたい。
性能的にはサザーランド<グロースター<紅蓮弐式<ランスロットって感じかね