コードギアス 反逆のルルーシュR2 9

休み明け待望の放送。期待していたOPの更新は無し。

暁、斬月、到着で藤堂と二聖剣の逆襲への期待が高まる。あと、もう一つ違うナイトメアの頭部が映っていたがあれがR2におけるゼロ専用機の蜃気楼なのだろう。
ガウェインのシステム移植したという斑鳩も気になる所だがその活躍は来週見られそう。

今回もシュナイゼルは白眉っぷりを存分にアピールして、政略結婚を仕掛けてゼロの中華連邦亡命を一気にひっくり返す。
その対策を想定していたが相手の対応が早くて後手にまわり、チェスでは試合は引き分けだが勝ちを譲る一手への反応で見透かされる。これらの描写でルルーシュシュナイゼルの知略の差が、現在は拮抗しているが、いまだシュナイゼルの方が上手というのもわかりやすかった。


そして狂気をふりまくニーナ・アインシュタインと内省はじめるミレイ・アッシュフォード。
アインシュタインアトミックボムは黒の騎士団はもちろん、劇中でシュナイゼルチームとロイド、セシル以外は皇帝すら知らない可能性がある切り札だろうし、どう使ってくるか楽しみな伏線のひとつ。
また、前から注目しているもうひとつの伏線である、アッシュフォード家がいよいよ何かありそう。前回の感想ではアッシュフォード家からの大きな展開は無いかもと書いたわけだが、今回を見るとその印象も覆る。

ルルーシュの嫁争いでは、お約束をしっかり消化するカレン、C.C.に対して大いに遅れるもカグヤはちゃんと目立って存在アピール。スザクとの対峙におけるターンや表情がキャッチーだった。

シンクーはその行動原理の根幹を露呈。苦しむ民の為に崩れた体制と専横を覆すべく準備を進めるも、かつて命を救ってくれた天子の願いである外の世界を見せる事を優先。つまりはロリコン。ナナリーの住みやすい世界をつくるついでに日本開放してブリタニアを叩きたいシスコンのゼロと同じなわけだ。
大儀名文掲げて式に突入し、葛藤を抱きながらも大活躍。そして天子の意思確認をして覚悟完了の流れは大いに燃えた。そこでインターセプトしやがったゼロも役割を全うしてて流石。

最後に待望の全力オレンジ参上。数秒だけの登場だが発言、佇まい共に流石の存在感。神根島を守るべく機体を与えられて調整中な模様。やはりジノの「あのオレンジ」発言は改造後のギガフォートレス乗りのジェレミアを指していた感じ。
そして、ルルーシュ=ゼロを把握している一人に昇格していたのも見逃せない事実。マリアンヌ殺害事件の警備担当であり、皇族殺しを防げなかった事に大いに挫折し後悔を抱いているという設定を絡められるのか興味あるところ。改造に伴ってすっかり忘れててたりもしそうだし。