コードギアス 反逆のルルーシュ 13

新OP。歌詞については深く考えずにBGMとして画面に集中すれば結構良いと思うのだがどうか。ヴィレッタの扱いが大きくなったのにジェレミアは消滅。潜伏は長くなるのかね。
葬式シーン。加害者二人が意気消沈している中、相変わらず空気読めないスザクは何かスイッチが入った模様で演説開始。その内容は親を亡くした友人をいたわるものでは全くなく持論をただぶつける自己中心、陶酔的なもので、さらにはドサクサでルルーシュとキスをしたシャーリーも抉る。
自室で沈むルルーシュは、罵倒するC.C.の温さ甘さの指摘にぐったりしつつも即効気合入れなおして作戦開始。でも割りとイッパイイッパイ。
スザクにも従軍命令が下るがロイド曰く「踏み絵」で、逃げる同胞の日本人を殲滅するという難題で大いに試される。結局こいつ殲滅の際に引き金引いていたっけ。
カレンは友人の父殺しに思い悩みゼロに答えを求める。悩みの深度が割りと浅いのは首謀ではないという事とシャーリーとの絆がルルーシュと比べればまだまだ浅いからか。とりあえず「ゼロは私が守る」とか、言動に対する反応とか、その忠犬ぶりは実に愛らしい。
騎士団に参加し、ゼロが期待通りで飛び跳ねて喜ぶディートハルトとか、先週から登場のアイマスクでヘッドホンの怪しい兄ちゃんとか、動き出したC.C.とか発展しそうな伏線提示も興味深い。
最後は、やりたくない仕事から抜け出せてテンション上がりまくりのスザクと、表面的には奮い立っているが抜け切れてないルルシューのお互いイッパイイッパイ同士の罵り合い。で、やっぱりボッコボコにされて倒れこむゼロ。そこにシャーリーの銃口で仮面が取れて引き。
今回はそれぞれのキャラの内面が抉られてかき乱されて劇的で実に楽しめた。次回予告も情報出さないで焦らされてるので期待は高まる。
新EDについて。新カットはどれもいい感じ。クロヴィスの絵の直後ないし直前のルルーシュ親子3人の在りし日の一場面とか、飲み明かす親衛隊二人とか、C.C.の魔女っぽい後姿とか、袂を分かつ前のラクシャータ、ロイド、セシルとか、もう戻れないない生徒会のモラトリアムな一面とか。哀愁出まくり。