コードギアス 反逆のルルーシュ 15

マオはベタに、望もうと望むまいと他人の思考がだだ流れで生活が大変なタイプ。ギアスが効かないC.C.は唯一無二の存在。
ルルーシュの「始末をしなかった」事でC.C.を責めるのは正論だとは思うが、後に続く「そのせいでシャーリーは」のおかげで愛憎迸り感が強調されてた。
ロイドとセシルの出番は相変わらず和む。ってか伯爵という立場を強調すれば今までの特派の冷遇も何とかできたんでなかろうか。
そしてついにミレイ・アッシュフォードがルルーシュ兄妹の事情に精通していることが明示された。今までアッシュフォード家とルルーシュ親子の関係は明示されてきたわけなのでそれを担っていくミレイが把握しているのは当然なんだが、今回まで明かされていなかった。自分の立場を理解しつつも不本意な状況に追い込まれて、ルルーシュに向けるすがりたいような表情が何とも。シャーリーが整理されて、今後ルルーシュとミレイの関係が強化されていくのだろうか。この様子だとまだまだルル=ゼロは彼女の中で繋がっていない模様。アッシュフォード家もゼロを支援している線は消えたかね。
で、シャーリーは何と通学継続で「他人ごっこ」で通す模様。このずさんな後処理が今後どう転ぶか見もの。
ヴィレッタは大方の予想通り記憶喪失で扇とフラグ進行。けんの取れた表情はイイ感じ。ここの発展も楽しみだ。
昔の男の元に向かうと言うC.C.をギアスを使ってまで止めようとするルルーシュ、「知りすぎている」という理由をわざわざ説明しているがそれが全てではないのは隠せない様子。
スザクのメディカルチェックの結果でゲンブに触れてその死因「徹底抗戦を唱えながら直ぐに自決した」を藤堂たちに語らせる。方々の感想で親殺し説が流れているスザクだが、さらに疑惑が高まった。見つかってしまった彼らがどう切り抜けるかは次回で語られるのだろうか。
そしてC.C.対マオからルルーシュ対マオ。思考を読むという能力も、狂った身でそれを有効活用できなければ脆くあっさりと退場か。マオに対して負い目を感じているC.C.の脆さもまた目立つ展開。ラストでまたプロポーズまがいの「契約」を結びEDの流れは今回もマッチしてた。
次回予告のメガネは今回暇をもらった咲世子でいいのかね。また上からそれを見下ろしてる奴がいるようで気になる所だ。