コードギアス 反逆のルルーシュ 16

先週分だけどね
次回予告のメガネ女は予想外にC.C.で、人影は予想通りマオ。ルルーシュの詰めの甘さがここでも発揮。
ミレイの見合い相手がロイドというのも全く予想外だった。前回脈絡なく明かされたロイドの貴族設定をすぐさま活用してきたのは流石だった。この展開のスピーディさはこの作品の良い所だと思う。
見合いで着席中のミレイの腰そりまくって胸張って強調の姿勢が地味に健気で気になった。
さらわれたナナリーとマオのやり取りは「君たち兄妹は」の後に暗転してしまったが、会話が続いてバラしがあったりしないのかね。

扇とヴィレッタの同棲生活。一応監視をしているがヴィレッタの態度に戸惑っている模様。ってか軍属の記憶を失ったからといって「ブリタニアが怖い」というのは気になる反応だった。褐色の肌だし出自はブリテンではないのかね。


さすがに親友の機微には鋭いスザクが加わりナナリー救出作戦が進行。一話でルルーシュに飛び掛った時も思ったが(あの時点では着込んでた装備が特殊なのかと思っていた)異常な身体能力を発揮。銃弾は当たらんし、人間業じゃないって言ってるのにあっさり「僕がやる」だし。むしろこの作品中の軍人はあの程度ザラなのか。
そして今回のプロットのキモであろうマオによるスザクの親殺し暴露。方々の皆様の予想がズバリ的中でした。この設定が存在するのなら根本部分なのでもうちょっと引っ張ることも予想してたがここで解禁。これを踏まえた展開があるということだろうし今後が楽しみだ。結局、自分の理想に殉じられる余裕のある時の一人称が「僕」で素は「俺」なんだね。今までの描写内容ではどうしたって鬱陶しいお人形キャラだったが、今回のでやっと背景を持った人間味のある存在へと飛躍して予感。