コードギアス 反逆のルルーシュR2 3

ロロのギアス発動はゼロとして演説している筈のルルーシュからの電話で中断。ゼロの正体がルルーシュである事を確信ではなく疑っているレベルの情報を持っている模様。ここでも例のロケットが強調される。

カラレス総督はとりあえず現時点での発表では負傷扱い。ここら辺も前期の繰り返し。次期総督には誰が座るのかがお楽しみだ。
そしてゼロからの信任が厚いC.C.に相変わらず嫉妬する忠犬カレンとそれを意地悪く指摘するC.C.のやり取りがまた面白い。



ナナリーの安全確保と奪還に向けてあえて学園に再び通うルルーシュ。タワーで手に入れた機密情報局員の手帳からか、監視の存在をかなり把握している模様。監視の中枢にはヴィレッタとロロ。監視を欺き生徒会のメンバーに探りを入れ、ロロを狙う。という状況説明におよそ4分。流石に鮮やかな手並みな感じ。あと、ここでもロロのロケットの強調有り。

そして生徒会メンバーの記憶操作に憤慨するルルーシュの心情吐露。目的のために手段を選ばないと言う割には甘い点が多々ある主人公のキャラ立てかね。

今回で、ヴィレッタは演技が確定したが他の人間の記憶操作に関しては未だ不明。わざわざ皇帝が出向いてギアスかけたってのはしっくりこないので何か別の方法が取られているかと思うのだがどうなのだろうか。




続くスザクのヨーロッパ蹂躪シーンは「ドイツ州軍が攻勢に出」て「イタリア州軍にしてはよく持ち応えている」の小ネタにニヤついた。シュナイゼルは登場するも相変わらず浮世離れな発言でキャラが見えず。
主人公の「ブリタニアをぶっ壊す」というテーマの停滞をよそに「内部からブリタニアを変える」というスザクのアンチテーゼの方は一年の間にかなり前進しているという事実の強調。




再び学園に戻ってニーナとアーサーの不在も確認。核爆弾がいつどういうタイミングで投入されるのか見ものではある。とりあえず今年の8/6、8/9は日曜日ではない事は確認した。
ところで、アルバムでルルーシュが注目したあの一枚には何か秘密があるのだろうがさっぱりわからない。そしてロロとルルーシュの探り合いでついにロケットがナナリーの誕生日にルルーシュからロロへ贈った誕生日プレゼントだったと判明。案の定、ロロ的にもアイデンティティに関わる程に重要な品っぽく、取り替えそうとしたルルーシュに対して異常な取り乱し様。とりあえず「誕生日」は琴線に触れる模様。

そしてロロのギアスの詳細判明。回数制限無しで対象範囲の他者の意識を停止させる能力か。わかりやすくするために用意したのであろう、背景の流水がギアス発動後もそのままに流れていたし、ヴィレッタの髪も動いていたので、空間や時間の静止ではなさそう。ネタがばれれば、狙撃とか意識の及ばぬ位置からの攻撃なら容易に殺せるわけだ。既に判明しているギアスはどれも人間の意識に働きかけるものだし、これもその範囲に収まったものなんだろう。
また秘密の会話を聞かれた下級隊員をゲームと同じようにサクサクっと殺してキャラ説明も欠かさない。



カレン、シンクーの絡みをちょこっとやって黒の騎士団幹部処刑の危機。
扇を見つめるヴィレッタの表情が何とも。OPのシーンもあることだし明白な伏線か。
次回、ギルフォード総督代行も同じく「全力」を発揮する羽目に陥るのだろうか。さすがにその転落はないと思うのだが如何に。



シャーリー、ヴィレッタ先生の誕生日プレゼントをルルーシュと一緒に買いに行くイベント発生。
ってかHPにある事前情報の「シャーリーに対しては特に厳しいらしい。」は期待の選手を鍛える為とかの設定を考えていたのだが、自分を銃で撃って殺そうとした人間だからなのかね。

知略とギアスを駆使して監視を欺きロロに銃を突きつけるまで追い詰めるがツメが甘く逆転されて、大ピンチ。総領事館滞在の黒の騎士団もシンクーの攻撃受けてやっぱり大ピンチで次回に引く。



今回も情報量が多くて勢いがあって楽しい。相変わらずラストの引きが強烈で次回への期待も高まるし。